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News & Topics:2025年07月掲載分
2025年6月18日FD講演会 「認証評価の機会を教育の質向上に活かす ~学生参画の視点とともに」を開催
2025年07月 3日

6月18日(水)に、教育研究創成センター主催 FD講演会 を開催し、芝浦工業大学の学長補佐?教育イノベーションセンター長である榊原暢久先生を講師に迎え、認証評価を教育改善の機会とする上で何が大切になるか、履修カルテや授業アンケートをどのように活用していくかなどについてお話しいただきました。
講演ではまず、大学における学修成果の可視化と情報公開が問われる時代となり、認証評価においても学生の意見を取り入れた内部質保障が重視されつつあることが説明されました。
続いて、授業科目レベル、プログラムレベル、機関レベルという3つのレベルでどのように学生参画を進めるか、その具体例について紹介されました。また、その際、学生を単なる受益者を超えた協働者として位置づけることや、大学憲章等に掲げられている育てたい学生の姿に常に立ち返りながら取り組みを進めていくことの重要性が指摘されました。
参加者からは、「教育の質向上、内部質保証のための具体的な方策が三つのレベルで示され、とても参考になった」、「学生参画を進めることで、学生がさらに前向きに学ぶ姿勢が育つ、そんなビジョンを学生と教員?職員が共有し、社会に貢献できる愛知教育大学として地域に知られるようしたい」などの感想が寄せられました。
榊原暢久先生
会場の様子
本学で学んだ卒業生が「愛教大で学べてよかった」と満足とともに振り返ってくれるような大学教育を創っていくことの大切さをあらためて認識できた講演でした。教育研究創成センターでは、今後も、教職学の協働を基盤としつつ、そのような大学教育の創造を下支えするFDを実施していきたいと考えています。
(教育研究創成センター長 野平慎二)
2025年6月15日?29日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環でイベント「走って、跳んで、くぐり抜け!障害物をクリアして最速でゴールを目指せ!」を開催!
2025年07月 8日
最速で走り抜けるぞ~!
6月15日(日)および6月29日(日)に、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環として、本学キャンパス内でイベント「走って、跳んで、くぐり抜け!障害物をクリアして最速でゴールを目指せ!」を開催しました。近隣の子どもたち33人とその保護者28人の合計61人が参加しました。
当イベントは、3月に刈谷ハイウェイオアシスで行われた「あつまれ!子どもキャンパスin刈谷ハイウェイオアシス」にて行なわれたプログラム「走って、跳んで、くぐり抜け!タイムを競おう!」を小学校高学年向けにアレンジしたものです。
3月に行われた「あつまれ!子どもキャンパスin刈谷ハイウェイオアシス」での様子
参加者は、愛知教育大学第一体育館に集合し、障害物競争を素早く走り抜けるための練習や、ボールを強く遠くに投げるための練習をしました。その後、参加者を2チームに分け、チーム対抗の障害物リレーを行いました。イベント終了後も、親子で、障害物競争に取り組んだり、キャッチボールをしたりと、楽しそうに運動に取り組んでいた様子が印象的でした。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(保健体育講座 西村三郎?北川修平)
2025年6月28日 生活科教育講座 柿崎和子教授が2023年度「日本生活科?総合的学習教育学会研究奨励賞」を受賞
2025年07月 8日
生活科教育講座 柿崎和子教授が2025年6月28日(土)に、日本生活科?総合的学習教育学会 第34回全国大会山形大会において、2023年度「日本生活科?総合的学習教育学会研究奨励賞【理論研究の部】」を受賞しました。日本生活科?総合的学習教育学会は、1992年に設立された日本生活科教育学会を母体とし、2000年の総合的な学習の時間の誕生とともに現在の「日本生活科?総合的学習教育学会」となり、約2000人の会員からなる学会です。
【論文題目】柿崎和子(2023)「生活科2年間の栽培活動『種から育てる栽培活動』の意義-『生命認識』と『生命尊重』を育成する『花?野菜?穀物』栽培の事例から-」(日本生活科?総合的学習教育学会誌『せいかつか&そうごう』第31号2024.pp97-108)
柿崎和子教授(写真右)
研究奨励賞表彰状
【受賞した柿崎和子教授の感想】
本学でシニア教授として勤める最後の年に、学会長の中野真志教授より賞状を頂き感慨深いです。この奨励賞は、第1回は野田敦敬学長、第9回は加納誠司教授、第18回は西野雄一郎准教授が受賞されており、生活科教育講座の一員として受賞できたこともうれしく思います。昭和から令和までの自身の教育実践を理論的に考察し、新たな指導法を研究する機会と時間と場を、本学で得ることができました。お世話になりました皆様方に、心より感謝申し上げます。今後も生活科や総合的学習の発展と子ども達の健やかな育ちのために貢献したいと思います。
(生活科教育講座 柿崎和子)
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